学会の沿革

「精神病理懇話会」時代(1978年〜1988年)

 当学会は、富山県在住の精神科医8名が実行委員となって1978年6月に富山市で開催された「精神病理懇話会・富山」を濫觴とします。
 以後、「精神病理懇話会」は場所を宝塚・信州・日光・水戸などに移して毎年開催されました。この間の1980年には、後に当学会の学会誌となる『臨床精神病理』(当時は商業誌)も創刊されています。
 しかし、会の規模の拡大に伴って大会運営のための財政基盤の確保の必要性が高まり、学会への組織替えが提案されるようになりました。

「日本精神病理学会」時代(1988年〜2004年)

 そこで、「精神病理懇話会」の流れを引き継いで、1988年に「日本精神病理学会」が発足しました。そして、「精神病理懇話会」の11年間の歴史の蓄積を踏まえる形で、1989年9月に「日本精神病理学会 12回大会」がもたれ、以後も毎年9〜10月に大会が開催されるようになりました。
 この間、1994年には『臨床精神病理』誌が正式に学会機関誌となりました。

「日本精神病理・精神療法学会」時代(2004年〜2013年)

 2004年の「日本精神病理学会 第27回大会」において、同年10月8日から学会名を「日本精神病理・精神療法学会」に改称することが決定しました。
 そして、2006年の第29回大会からは、大会前夜に「精神病理夜話会」という症例検討会がもたれるようになりました(第37回大会を除く)。

再び「日本精神病理学会」へ(2013年〜)

 一方、精神病理学は、生物学的精神医学・社会精神医学・司法精神医学等の諸領域の統合の結節点というべき位置にあり、また精神療法のみならずあらゆる治療法とも密接不可分な関係にあります。
 そのような精神病理学の意義と役割を改めて強調する意味を込めて、2013年10月13日に再び「日本精神病理学会」に改称しました。